BW-16D1HTをOmniDriveに書き換えた

MediaTekのディスクドライブ向けSoC、MT1959を搭載する一部のディスクドライブ向けの特殊なファームウェアOmniDriveが公開されました。このファームウェアを導入することでGC/Wii/PS3~5/XBOX、360,ONEなど、ダンプに特定のディスクドライブが必要だったディスクを1台のドライブでダンプできるようになります。

OmniDrive – Redump Wiki
http://wiki.redump.org/index.php?title=OmniDrive

たまたま対象となるディスクドライブ「BW-16D1HT」を持っていたので導入してみました。BW-16D1HT PROはBD,DVDの再生ソフトなどが付属するかの違いで中身は同じものになります。

製造が2025年7月1日、基板にJが隠れて見えませんが「JB8 2015.05.08」と記載されています。ちなみに初期ファームウェアはv3.11でした。

サイトの手順通りSDFtool Flasher v1.3.5でファームウェアを書き換えようとしましたがエラー0x82052603がでて書き換えできません。

よく見ると「Encrypted Firmware(暗号化されたファームウェア)」にチェックが入っておりこの状態だとOmniDriveのファームウェア(暗号化されてない)は導入できないらしいのです。回避方法や詳しいことは海外のフォーラムに書いてあるようですが現時点でサイトがダウンしており情報を探すことができず・・・、面倒だったので有料のファームウェア自動ダウングレードツールを購入。

※追記
海外フォーラムが復活したようです。
コマンドラインツールを使用できるのであれば有料のファームウェア自動ダウングレードツールは買う必要ないと思いますのでフォーラムで情報を検索してみてください。

ファームウェアをv3.00へ下げたところ「Encrypted Firmware」のチェックが外れた状態になりOmniDriveのファームウェアに書き換えができるようになりました。

導入できたら下記ソフトでディスクをダンプします。
Media Preservation Frontend (MPF)
https://github.com/SabreTools/MPF

Redumper/Aaru/DiscImageCreatorというCUIソフトのフロントエンドです。
リリースページにたくさんファイルがありますがその中のMPF.UI~の_win-x64_releaseというやつを使います。
stable build版はWii/GCに対応していないのでRolling Releaseで公開されているものを使ってください。Redumperもb701以降に更新しておくといいかもしれません。

注意点として、
ディスクの認識がうまくいかないことが多々あり私の環境だと電源投入時の最初のディスク読み込み時はほぼ認識。
2枚目はそのまま入れ替えると認識しないですが外付けケース等の電源を入れなおすと認識してくれました。
Wii/GCはディスクラベルがないためファイル名が「Disc Not Detected」になる
PS5,XboxONEとかBD XL規格のものは容量が3〜40GB以上必要になる

一通りやってみましたがGC、Wii、PS3、4、5、Xbox、Xbox360、XboxONEのすべてでダンプできることを確認しました。
1つのドライブでこれだけ対応しているなんですごい!!!
ドリームキャストのGD-ROMのHDエリアも試しましたがこれだけはだめでした。

もちろんその他、PS1、2やCD、DVD、BD、UHBDなんかもいけるようです。

この手のダンプに対応する、推奨されるドライブとして懐かしのプレクスターが列挙される中、なんでも対応するこのBW-16D1HTがリストに追加、推奨が置き換わるくらいこの界隈では大きな出来事となったそうです。

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