3.書き換え


ではいるものは、

このぐらいでしょうか?
パソコン、PS-PAR3、プリンターケーブルはいいとして、PAR3ユーティリティーですが、ここではカラットが発売しているものを使います。
バイナリエディタは使いやすいものを使って下さい。(私は、SFX typeBと、Stirlingを使用しています。)



さて、ではまず「PAR3ユーティリティー」のCDから「PS用PAR3ユーティリティー」フォルダをコピーしておいて下さい。

ユーティリティーでスクラッチエリアをサーチできるように書き換えるのですが、どこを書き換えていいのか分かりませんので
解析をします。取り合えず、「dsassm02」で逆アセリストを作っときます。

DOSで、

dsassm02 「ユーティリティーの名前」 > 「逆アセリストの名前」

と入力するとリストができます。


例:
dsassm02 PSX Utils.exe > PSX Utils.txt



できたリストを開きます。ここから探していくんですが、N64の時はぜんぜん分からなくてかなり時間を食いましたが、
今度はPS! どうでしょうかねぇ、どんくらいかかるんでしょうかねぇ。
私が分かっていることは、

ってことぐらいです。



とりあえず分かりやすいところで、「80010000」で検索をかけてみます。



え〜っと、文字列のとこに入力してと・・・、ハイっと!!(エンターを押す)

・・・・・・発見!!





所要時間約2秒!!

N64の時と比べて速すぎな感じで、探していた場所が見つかりました!

:0040BACF C780F000000000000180 mov dword[eax+000000F0], 80010000                ←@
:0040BAD9 8B0D9C5B4100 mov ecx, dword[00415B9C]
:0040BADF C781F400000000001F00 mov dword[ecx+000000F4], 001F0000                ←A
:0040BAE9 C20400 ret 0004


@のとこが、開始アドレス、Aのとこが転送する大きさでしょうか?

まぁ、いわなくても見たままですね。



SFXのコードに直すと次のようになります。

#SFX_CODE_TEXT
#対象ファイル= "PSX Utils.exe"

BAD5-0000801F
BAE5-00040000


いつものようにパッチもありますのでここからど〜ぞ。


これでユーティリティーでスクラッチエリアをサーチできるようになりました。




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