WiiのNAND Flashがダンプされたらしい

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初期のPSP Homebrew開発などでおなじみだったWABの中の1人、
AloneTrio氏が WiiのNAND Flashのダンプに成功したとのこと。
Wiiには本体の設定情報やゲームのセーブデータ、
バーチャルコンソールのデータなどを保存するための
512MBのフラッシュメモリが搭載されていますが
この内容がダンプされたようです。
BIOSやIPLROMがダンプされたわけではないですが
Wiiの解析が一歩進んだということですね。

インターネットチャンネル正式版の提供開始

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Wiiの前面が青くピカピカ光っているので何かと思ったら、
3月末から4月中にリリースが延期されていた
インターネットチャンネル正式版
の提供が開始されてました。

  • Nintendo: 「インターネットチャンネル」正式版 配信スタート! New
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    WiiKey base 1.2 リリース

    アップデータがなかなか公開されませんが、
    かわりにWiiKeyの設定を変更するためのディスク、
    WiiKey base 1.2がリリースされました。

    – wiikey configuration
    – wiikey dvdDump (dumps discs to sdcard)
    – some of the most popular gamecube homebrew apps:
    – SDLoad 1.0 by Costis
    – Snes9x 1.43 GX 0.5 Port by Softdev
    – GCOs MultiGame Version by emu_kidid
    – MFE Distro 1.0 by Isobel

    このバージョンから設定変更機能だけでなく、
    SDload、Snes9x、GCOS、メディアプレイヤー、
    そしてディスクのバックアップ機能があらかじめ
    内蔵されるという充実っぷりです。
    特に最後のディスクダンプ機能は、
    先日紹介したDVDtoSD Dumperよりも高性能で
    分割した同じ箇所をもう一度ダンプしなおすことができます。
    さらには、実行ファイルとして一緒に入っているので
    この機能だけ抜き出して使うことも可能です。
    ■WiiKey DVD Dumper
    この機能だけに絞って説明すると。
    まず最初に、アーカイブを展開すると出てくる
    dvddumpフォルダの中のformatSD.batを実行して
    SDカードをフォーマットします。
    wdump.jpg
    フォーマットが完了すると、
    SDカードの容量目いっぱいのファイルサイズで
    wiidump.binというファイルが作られます。
    wdump2.jpg
    準備ができたら、SDカードをアダプタにセット。
    WiiKey baseからdisc BACKUPを選ぶか
    SDLOADなどでdvddump.dolを直接実行するなどして
    DVD Dumperを起動、画面の指示に従い
    吸い出すディスクに入替えます。
    wdump3.jpg
    ボタンを押すと分割サイズや吸い出しの回数などが表示されます。
    今回は1GBのSDカードを使い、GCのPSOを分割2回で吸い出してみます。
    wdump4.jpg
    ボタンを押すと分割しての吸出しが開始。
    wdump5.jpg
    1回目の吸い出しが終わると画面が変わるので
    SDカードをパソコンに接続、dump.batを実行して
    吸い出した内容をパソコンに保存させます。
    wdump6.jpg
    処理が終わったらまたSDカードをセットして2回目の吸い出し開始。
    分割回数が多い場合はこれを何度も繰り返します。
    吸い出し完了。
    wdump7.jpg
    イメージができていれば完了です。
    wdump8.jpg