1999年に発売されたN64のポケモンスナップ。
野生のポケモンの様子を写真に収め集めていくゲームで、当時コンビニのローソンにポケモンスナップのカセットを持っていき、数週間ほど預けるとゲーム内のギャラリーに登録した写真をプリクラ風のシールにプリントしてくれるサービスを行っていました。
アメリカでも同じようなサービスが実施されており、日本とは違いスナップステーションと呼ばれる専用の端末がブロックバスターというレンタルチェーン店の店頭に設置され、ユーザーが持ち込んだカセットをスナップステーションで操作してプリントしたい写真を選択、その場でプリントすることができました。
おそらく日本でもスナップステーションと同じようなシステムでプリントを行っていたと思われますが詳しい情報がないためアメリカではどうだったのか、「Pokemon Snap Station 」の中身がどうなっていたのか調べてみると
ざっくり説明すると、コントローラーの4Pコネクタに専用のハードを接続しているとギャラリーの写真表示モードになり、その表示画面をキャプチャボードで取り込み、プリンターで印刷する、というアナログなシステムだったようです。
この4Pコネクタに接続する専用ハードについて何か情報がないか調べると、まさしくこれを解析している情報がありました。
上記サイトでは解析の内容とProject64に実装したforkや実機で使用できるFPGAなどが公開されています。日本語版ポケモンスナップではギャラリーからプリントできる機能はもともと存在せず、起動時にスナップステーションが接続されていればプリントモードになりました。
※追記
A-ONEの写真シール(品 番29621)に印刷するとそれっぽくなる
https://www.a-one.co.jp/product/search/detail.php?id=29621
これに枠からはみ出くるらいに調整して印刷するとそれっぽくなるhttps://t.co/BqqH6ocAee pic.twitter.com/MXdKMJ0jx6
— Nekokabu (@Nekokabu) June 11, 2022