64DDの吸出しツール「64DD Dump Tool v1.0-beta5」が更新、公開されました。
64DD Dump Tool
https://github.com/LuigiBlood/64dddump
使用するライブラリが更新された関係でexFATに対応、SummerCart64と呼ばれるオープンソースのフラッシュカートに対応しました。また従来から64DDの使用時はメモリー拡張パックが必須とされてきましたがこのソフトに限っては必要ではないことが確認されました。
64DDの吸出しツール「64DD Dump Tool v1.0-beta5」が更新、公開されました。
64DD Dump Tool
https://github.com/LuigiBlood/64dddump
使用するライブラリが更新された関係でexFATに対応、SummerCart64と呼ばれるオープンソースのフラッシュカートに対応しました。また従来から64DDの使用時はメモリー拡張パックが必須とされてきましたがこのソフトに限っては必要ではないことが確認されました。
「BootFriend」の登場によりワンダースワンカラー/スワンクリスタルのIPL(ブートロム、BIOS)を簡単に吸い出すことができるようになりました。しかし残念(?)ながらモノクロのワンダースワンのIPLには対応していません。ワンダースワンのIPLを吸い出すには少し手間がかかりますがup-n-atom氏が公開する「IPL Dumper」を使用します。
IPL Dumper
https://github.com/up-n-atom/wwsoft
https://github.com/up-n-atom/wwsoft/wiki/IPL-Dumper
こちらの方法はワンダースワンの互換機であるポケットチャレンジV2が起動画面をすっ飛ばして(IPLへのアクセスをロックする前に)カートリッジのプログラムを実行してしまうのを利用し、基板上をワイヤーでショートさせることで同じ状況を再現しIPLを吸い出すことを可能にしています。
Introducing BootFriend: custom firmware for the WonderSwan Color/SwanCrystal!
– "multiboot" (load software to RAM via serial port),
– backup the IPL (boot ROM),
– manage game data & saves,
– flash cartridges without an external flasher! pic.twitter.com/46ydNohDGB— asie (@cbrzeszczot) February 15, 2023
※起動画面が特殊な限定版本体へのインストールは推奨しません
これがどういうものがまだ把握していない上、一週間ほど出張で家を離れてしまうため簡単にですが、ワンダースワンカラー/クリスタル向けに「BootFriend」というカスタムファームウェアがリリースされました。
BootFriend for WS
https://wonderful.asie.pl/ws/bootfriend/
64DDの吸出しツール「64DD Dump Tool v1.0-beta3」が更新、公開されました。
64DD Dump Tool
https://github.com/LuigiBlood/64dddump
このバージョンでスキップダンプ時に発生していた不具合が修正されF-ZERO X エクスパンションキット等が正しく吸い出しできるようになりました。もし過去のバージョンで吸い出しをしていた場合はv1.0-beta3で吸い出しし直すことを推奨します。
また、マルチシステムエミュレーター「ares」で64DDのサポートが追加されました。Nightly Build版で64DDが動作することを確認しています。
N64の下に取り付ける、64DD。そのディスクを吸い出すには「64DD Disk Dumper」というソフトを「64drive」という現在入手困難なハード上で動かすことが必要で、試すことができるユーザーは極端に少ないと思います。
そんな状況の中で64DD Disk Dumperの作者が不具合修正やEverDrive64にも対応すべく、新たに開発を始めたのが「64DD Dump Tool」です。
64DD Dump Tool
https://github.com/LuigiBlood/64dddump
64DD Dump Toolは、「64DD Disk Dumper」が64drive専用だったのに対し、EverDrive64にも対応。64DDのディスクの吸い出し以外にもIPLロム、H8コントローラーロム、EEPROM、64DDレジスタ情報を吸い出しできるようになりました。
また「64DD Disk Dumper」は吸い出しに不具合があったらしく、ディスクを正しく吸い出しできるように修正されています。過去に吸い出しをしたことがある方は明らかにデータが違ってるのでこのツールを使ってもう一度吸い出しなおしたほうがいいかもしれません。
現在はまだベータ版扱いで必ずCRC算出するために吸い出しに時間がかかりますが64driveとEverDrive64 x7で動作することを確認しています。
N64本体にはPIFROMやPIF Boot ROMと呼ばれる起動時にカートリッジ等のプログラムより前に実行され初期化等をするプログラムがあります。
CEN64やLarper64など一部のエミュではこれをダンプしたファイルが必要なのですが、自前でダンプするにはヒントはあるものの簡単にできる方法が公開されていませんでした。
セガサターンはセガが販売するもの以外に互換機が発売されており、日本ビクターからは「Vサターン」、日立製作所からは「ハイサターン」という名称で販売されていました。そのうちハイサターンには車のナビゲーションも可能な特別バージョンの「ゲーム&カーナビ ハイサターン」という知る人ぞ知るかなりのレアなハードが存在します。
日立製作所 ポータブルマルチメディアプレーヤー「ゲーム&カーナビ ハイサターン」を発売
たまたまその「ゲーム&カーナビ ハイサターン」本体を入手できたのでIPLロムを吸い出してみました。
他のハイサターンと比較すると起動時や内部のバージョンが違っています。
IPLロムの吸い出し方については、下記を参考にしてください。
セガサーターンのBIOS(IPLロム)を吸い出す
http://nekokabu.s7.xrea.com/ssdump/ssdump.html