結構前から情報は出ていたもののなかなかリリースされなかった
BootMiiがベータ版として一般にリリース、専用のウェブサイトも立ち上げされました!
BootMiiはWiiが起動するときに実行されるBOOT2と呼ばれる
プログラムを書き換えて、電源投入してすぐHomebrewを実行できるようにしたり、
NANDフラッシュをバックアップ/リストアできるようになるプログラムです。
ただしこれはBootMiiをBOOT2にインストールできた場合で、それ以外のIOSで
インストールした場合はBootMiiの機能を最大限に利用できない、というか
あまり意味がなくなるので注意が必要です。
BootMiiには2つのインストールモードがあり、
BootMii/boot2:
BootMiiをBOOT2にインストールする。
Wii電源投入時にBootMii用のSDカードが挿入されていればすぐBootMiiが起動するようになる
長所:
・システムファイルが破損しても起動できる
・NANDフラッシュの内容を安全にSDカードにバックアップ/リストアできる
・直接HBCやプログラムを起動できるようになる
短所:
・2008年中頃に修正されてしまう”前”のBOOT1が必要(それ以前に製造されたWiiが必要)
・それ以降の本体ではBOOT2にはインストールできない
・システムの重要な部分を書き換えるので場合によってはWiiが壊れる可能性あり
BootMii/IOS:
・BootMiiをIOS (IOS254)としてNANDフラッシュのファイルシステムにインストールする。
・BootMiiを起動するにはHBCやインストーラーなど別のプログラムが必要
長所:
・ほとんどすべてのWiiにインストール可能、とても安全
・NANDフラッシュを高速にバックアップできる
短所:
・システムの更新で簡単に削除、上書きできてしまう
・BootMiiを起動するにはHBCやインストーラーなど別のプログラムが必要
・NANDフラッシュのリストアはできるが、Wiiが壊れた場合はリストアできない(BootMiiを起動できない
というわけでBOOT2にインストールできれば一番ベストですが
HackMii Installer v0.1を起動してBootMiiのところに
「Can be Installed」とでていればBOOT2でインストール可能。
そうじゃなくて「Can be installed in one cariant」とでていたら
IOSでしかインストールできません。
もしBOOT2でインストールできればおめでとう。
BootMiiを最大限に利用できます。
そうじゃない人は残念でした。
手持ちのWiiにインストールしてみたら3.3Jの方はBOOT2でインストールできましたが
4.0Jに上げていた方はIOSでしかインストールできませんでした。
BOOT2でインストールできればもしWiiが壊れても
BootMiiから復旧することができるのですが…
またBootMiiのリリースに合わせて前のエントリで紹介した
bannerbombがバージョンアップされています。
v104
Can now boot ‘boot.dol’ or ‘boot.elf’ to support for the ‘HackMii Installer’.
v103
Added some stuff that may or may not help with stability.
ついでにWiiとは関係ないですが、海外の方から日本のN64のID一覧を作ってといわれたので
先日の棚卸しのついで(というかコレが半分目的)に作りました。
結構大変でした…
http://nekokabu.s7.xrea.com/n64list.txt
そういえばWii4.0Jでも、HackMiiInstallerにCan be Installedとでて全部インストールできたよ、(もしかして、発売日に買った初期型だったからかな)
勘違いしてました。
発売日に買ったWii壊れたんだったw
更新の適用の有無は関係ありませんです。