■リソースエディタで日本語化
実行ファイルを開いた画面の左側にある
「Resource」の中にあるMenuやDialog、この部分が
ソフトのメニュー項目だったり設定ウィンドウです。
これを日本語化していきます。
しかし、いざ項目を選択しようとすると
下のような圧縮されているため編集できないという
エラー画面が出て編集できません。
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ソフトウェアの中にはファイルサイズの削減、解析されるのを難しくするため
などの理由で実行ファイルを圧縮しているものがあります。
ePSXeもそのようなソフトの一つで実行ファイルが圧縮されています。
バイナリエディタを使いヘッダ付近をみてみると
UPX 3.03で圧縮されたことがわかりました。
![]()
このような圧縮された実行ファイルはこのままでは
リソースエディタで取り扱うことはできません。
解凍(=Unpack)して元の状態に戻す必要があります。
packerの中には圧縮はできるものの、解析されるのを困難に
するためということから、解凍ができないものもあります。
幸いUPXは圧縮解凍両方に対応しているので
これを使ってePSXeの実行ファイルを解凍します。
解凍したらまたeXeScopeで開いてみましょう。
今度はエラーもなく項目を開くことができるはずです。
最初はメニューの項目。
特に難しいところはありません。
「File」→「ファイル」
「Exit」→「終了」
「Config」→「設定」
などとそのまま訳していくだけです。
題材に使っているePSXeには出てきませんが
文章の中に時々「&」マークが出てくることがあります。
例:
&File
&Open...
Con&fig
などなど。
この「&」マークは特殊な意味を持ち、
このマークの次の文字はショートカットキーに
割り当てられているということを示しています。
もしこのようなマークが出てきたら、
たとえば例の場合、
例:
&File → ファイル(&F)
&Open... → 開く(&O)...
Con&fig → 設定(&F)
と訳すと良いでしょう。
さてつぎはダイアログ部分です。
ダイアログにはメニューの時にはなかった
フォントの設定や表示サイズの設定などがあります。
フォントをMS UI Gothic、サイズを9に、文字が欠けていたら幅を調節。
これを調整しないと見栄えが悪くなるので気をつけましょう。
![]()
このダイアログ部分は長い文章があることが多いので
日本語に訳すのに苦労すると思います。
そういうときはウェブ翻訳サイトの翻訳で大雑把な意味を把握した後、
わかりやすい訳になるように文章を作り替えます。
ここで注意なのが正しい訳ではなくわかりやすい訳だということ。
大抵英語をそのまま訳すと堅苦しいわかりにくい文章になりがちです。
多少意味や言い回しが変わってもわかりやすい文章の方が意味が
伝わりやすいはずです。
最初にセンスが必要と入ったのはこれのことです。
じゃぁおまえの訳はわかりやすい訳なのか?
と聞かれると何ともいませんが・・・(汗
私がよく言う言葉ですが
英語は訳すんじゃない!感じ取るんだ!
訳なんて大体こんなもんか、
ぐらいでいいものなのです。
さてすべてのメニュー、ダイアログを翻訳し終わったら
一度日本語化したソフトを起動してみましょう。
ソフトが日本語化されているはずです。
![]()
■次回
さて日本語化されたソフトをよく見てみると
まだ翻訳されていない部分がありますね。
![]()
ダイアログのリストの項目やエラー画面で表示される
文章などなど。
これらはリソースエディタでは編集できない項目です。
どうせ日本語化するならこういうところまで日本語化したいですね。
次回はバイナリエディタを使った内部文字列の翻訳について
解説していく予定です。
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